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  • yugotanaka

型についての考察。


シタールを始めた時、インド音楽をやろうとは思っていなかった。 ただ音色が好きで始めた。 それ以前はサイケノイズハードコアみたいな音を出していた自分は、型破りな音を求めていた。

型破りなことを本気でやろうとすると、まず「型」を知らないと破れない。

「型」は過去の膨大な人たちが人生をかけて追求したものが現在に残っている結晶なので、自分だけの人生で追求するよりも、そこから学んだ方が圧倒的に早い。そう思い、インド音楽を学び始めた。

そうするうちに、「型」だろうが「型」じゃなかろうが、「型」にハマろうが「型」を破ろうが、本質的にはどちらでも良くて(どうでもいいという意味ではなく、意図的に従うことも逃れることもしない中道の意識でいること)、純粋に「型」に囚われない音を求めるようになった。

型とは単なる形式ではなく、哲学や歴史、ありとあらゆるかっこよさが詰まっている。

だから、どんどんハマっていく(夢中になっていく)。

そこには最大限のリスペクトを。だけど囚われてはいけない。

その距離感をも型が示していたりするから、考え出すと禅問答になるけども。。


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